はやり目とは?感染力の高い結膜炎|サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

〒559-0001大阪府大阪市住之江区粉浜1丁目1-32
06-6655-0273
ヘッダー画像

医療コラム

はやり目とは?感染力の高い結膜炎|サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

はやり目とは?感染力の高い結膜炎

流行性角結膜炎、一般に「はやり目」として知られ、多くの人々に影響を与える疾患です。特に春から夏にかけての暖かくなる季節に多く発生することが知られていますが、人々の生活に大きな不便をもたらすことがあるため、正しい知識と対策が求められています。

流行性角結膜炎とは?

流行性角結膜炎は、アデノウイルスによって引き起こされる目の感染症です。アデノウイルスは非常に感染力が強く、人から人へと容易に広がります。具体的には、患者の目や涙に触れたものを介して感染が拡大するため、手洗いの徹底や個人の衛生管理が非常に重要です。

症状

流行性角結膜炎の症状は、目の充血やゴロゴロとした異物感、涙やかゆみ、白目の部分に白い膜ができることが特徴的です。また、感染初期には光がまぶしく感じたり、視力が僅かに低下することもあります。感染してから症状が出るまでの潜伏期間は通常2日から14日程度とされており、症状は約1週間から2週間持続することが多いですが、重症化すると数ヶ月にわたって影響が続くこともあります。

治療

流行性角結膜炎の治療には、主に症状を和らげる対症療法が行われます。医師は通常、感染を抑えるための抗ウイルス薬や、炎症を和らげるためのステロイド薬などを処方します。しかし、最も重要なのは感染拡大を防ぐことです。そのため、家庭内での衛生管理を徹底し、症状がある場合には他人との接触を避けることが勧められます。

予防

流行性角結膜炎の予防には、手の衛生が非常に効果的です。外出から帰った後、食べ物を扱う前、トイレの後などには必ず手を洗うことが大切です。また、目を触る際には、手が清潔であることを確認することも重要です。さらに、既に感染している人との適切な距離を保ち、共有のタオルや化粧品の使用を避けることも予防に効果的です。

流行性角結膜炎は、適切な予防と管理によってその拡大を防ぐことが可能です。目の健康を守り、快適な日常生活を送るためにも、正しい知識と対策を心がけましょう。

サークル帝塚山眼科では、皆さまの目の健康をサポートするために、最新の情報と治療法を提供してまいります。お困りのことがあれば、遠慮なくご相談ください。

pagetop