見逃してはいけない遠視性弱視|サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

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医療コラム

見逃してはいけない遠視性弱視|サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

見逃してはいけない遠視性弱視

小児の遠視による遠視性弱視の恐ろしさ

今回は、遠視性弱視についてです。眼科医療の発展により、多くの視力問題や眼疾患が早期に発見・治療されるようになっています。しかし、小児の視力障害に対する認識は依然として低く、特に遠視による遠視性弱視は深刻な問題となっています。ここでは、遠視性弱視の恐ろしさ、そしてその早期発見と治療の重要性について説明します。

遠視と遠視性弱視とは

遠視とは、遠くのものは見やすいけれど近くのものが見づらい状態を指します。遠視がひどくなると近くも遠くも見えづらくなります。小さな子どもに遠視がある場合、適切な対処がされないと遠視性弱視という深刻な状態になる可能性があります。遠視性弱視とは、小児期の遠視により視神経の発達が障害され、脳が正確な視覚情報を受け取れなくなることで、大人になったときには、不可逆的な視力障害が残る恐ろしい病気です。

遠視性弱視の恐ろしさ

遠視性弱視が恐ろしい理由は、その影響が視力だけにとどまらないからです。視覚は学習や注意力、社交性にも深く関与しており、治療が遅れると子どもの発達に大きな悪影響を及ぼすことがあります。

  1. 学業成績の低下:視力が悪いと、黒板の文字が見えにくかったり、本の文字が読みにくくなるため、学習意欲が低下し成績が下がることがあります。

  2. 社会的スキルの発達遅延:友達と同じように遊ぶことができなかったり、スポーツを楽しめなかったりすることで、自己肯定感が低下し、社交性が育ちにくくなります。

  3. 長期的な影響:遠視性弱視の治療が遅れると、大人になってからも視力の回復が難しくなります。これは日常生活や仕事の能力、職業選択において大きな制約を伴います。

早期発見と対策の重要性

遠視性弱視を防ぐには、早期発見と適切な治療がとても重要です。例えば、子どもが本を読む際に顔をしかめたり、目を細めて見ることがあれば、すぐに眼科医を受診することが大切です。また、定期的な視力検査を行うことで、早期に視力の問題を発見し、適切な処置を行うことが重要です。

特に幼稚園や小学校で行われる学校検診での視力検査は非常に有効です。これにより、親が気づかない視力の問題も早期に発見できます。早期に発見されれば、眼鏡やコンタクトレンズによる矯正、更にはアイパッチによる視力訓練など、治療を行うことにより弱視になることを避けることができます。

眼科クリニックの役割と親の責任

サークル帝塚山眼科では、子どもの視力検査をしっかりと行い、適切な治療を行っています。しかし、子どもの視力の問題を最初に発見する役割はご両親にあります。学校検診で異常を指摘されたり、子どもが目の異常を訴えたら、眼科クリニックに連れて行くことが非常に重要です。

また、学校の先生方も日常的に子どもと接する機会が多いため、視力に問題があるかもしれない行動を発見した場合には、すぐに保護者に連絡することが大切です。子どもの視力は一般的には目に見える問題ではないため、注意深く観察することが重要です。

まとめ

遠視性弱視は、視力だけでなく子どもの全体的な発達に深刻な悪影響を及ぼす恐ろしい疾患です。早期に発見して適切な治療を行わないと、長期的な問題に発展する可能性があります。そのため、ご両親や学校の先生、そして社会全体が子どもの目の健康に対する認識を高め、早期発見と治療の重要性を理解することが非常に大切です。この取り組みによって、子どもたちが健全に成長し、明るい未来を築くための基盤を支えることができるでしょう。ささいなことでもサークル帝塚山眼科に相談にきてください。

 

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