世界緑内障週間（World Glaucoma Week）は、緑内障の認識を高め、その早期発見と治療の重要性について世界中の人々に注意を喚起するための国際的なキャンペーンです。この週間は毎年3月の第2週に行われ、世界緑内障協会（World Glaucoma Association）と世界緑内障患者協会（World Glaucoma Patient Association）によって主催されます。

緑内障は眼圧の異常な上昇が原因で、徐々に視神経が損傷され視野が狭窄する病気です。進行すると視界が狭くなり、最終的には失明に至る可能性があります。そのため、緑内障は「盲の泥棒」とも呼ばれます。特に初期段階では、症状が感じにくいため、定期的な眼科検診による早期発見がとても重要です。

世界緑内障週間中には、以下のような活動が行われることが一般的です：

• 啓発キャンペーン：緑内障の原因、症状、治療方法についての情報提供。
• 教育セミナーやワークショップ：緑内障の管理や生活の質を維持する方法に焦点を当てたイベント。
• メディアキャンペーン：TV、ラジオ、新聞、インターネットなどを通じた情報拡散。
• 照明イベント：緑内障のロゴや青い照明で有名な建物をライトアップして注意を引く。

この週間は、人々が緑内障について学び、自分または家族が緑内障になるかもしれないリスクを理解して、定期検診を受けることを奨励します。早期発見と治療は、視力喪失を遅らせたり防いだりする最も効果的な方法です。

下記のURLから、全国各地でのライトアップ情報が見れます。

https://www.ryokunaisho.jp/light_up/front/facility_list?target_year=2024

４０歳を超えたら眼科検診に行きましょう。サークル帝塚山眼科では、眼科検診目的での来院も大歓迎です。

是非この機会に受診を！