今回は、最近では当たり前のように皆さんが行っている、まつげエクステと眼の疾患について解説します。

つけまつげやまつげエクステの人気は近年高まっています。これらは目元を印象的に見せるための画期的で優れた方法ですが、適切な取り扱いがなされない場合、眼の健康を害するリスクもあります。このコラムでは、つけまつげ、まつげエクステの安全な使用方法と、使用時に注意すべき眼の疾患についてお話しします。

つけまつげ　と　まつげエクステ

この両者の違いについてです。つけまつげは、接着剤を使用して一時的に偽物のまつげをつけることにより、ボリュームと長さをだすすことができる方法です。対照的に、まつげエクステは専門家が一本一本のまつ毛にエクステを接着し、数週間持続するようにエクステをつけます。

つけまつげとまつげエクステの正しい使用方法

1. 清潔さを保つ: 施術前には、顔と手をきれいに洗い、まつ毛やアイラインの化粧品を除去してください。施術用の器具も事前に消毒しておくことが重要です。
2. 専門家の選択: まつげエクステでは、経験豊富な施術者に依頼することが重要です。適切な長さや太さのエクステを選び、その人のまつ毛に害を与えることなく施術を行ってくれます。
3. アレルギーテストの実施: 使用する接着剤によるアレルギー反応を防ぐため、施術前にパッチテストを行うことをお勧めします。

使用時のリスクと注意すべき点

1. 感染症: 不衛生な条件下での施術は、感染症のリスクを高めます。まつげの根元は細菌が繁殖しやすい環境ですから、特に注意が必要です。特に、まつげエクステでは、この感染症の管理が一番大切です。
2. アレルギー反応: 接着剤に含まれる化学物質が原因でアレルギー反応が起こることがあります。重度のかゆみや赤み、腫れが見られた場合は、すぐに施術を中止し医師に相談してください。今までは、アレルギー反応が出ていなくても、ある時期を境にアレルギーが出現する可能性もあるので、要注意です。
3. トラコーマ: 非衛生的な条件での施術は、トラコーマなどの眼の感染症を引き起こす可能性があります。これは、感染したまつげやエクステが角膜を傷つけることで、視力障害を引き起こすこともあります。

結論

つけまつげやまつげエクステは安全に使用すれば、目元の美しさを引き立てる素晴らしい方法です。しかし、これらの製品の使用は眼の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、正しい方法で、そして衛生的な環境での使用が極めて重要です。何よりも、質の高い製品の選択と、資格を持つ専門家による施術が、安全と健康を保つ鍵です。

何か目に不調を感じた際は、玉出駅より徒歩３分　サークル帝塚山眼科までお気軽にご相談ください。

 

 

 

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