糖尿病と眼の疾患|サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

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医療コラム

糖尿病と眼の疾患|サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

糖尿病と眼の疾患

糖尿病は、体内でインスリンの使用や生産が不十分になり、その結果、血糖値が上昇することによって引き起こされる慢性疾患です。長期にわたる高血糖の状態は、多くの合併症を引き起こします。糖尿病により神経障害、眼障害、腎障害がよく知られています。

今回は糖尿病による眼の病気について解説します。

最もよく知られている糖尿病の眼合併症は、糖尿病性網膜症です。これは、網膜の微細な血管が損傷を受ける状態であり、初期段階では症状がほとんど現れないことが多いです。未治療の状態が続くと、血管が詰まったり、新しい血管が異常に成長することで、硝子体出血、血管新生緑内障など視力の低下を引き起こすことがあり、最悪の場合、失明することもあります。

糖尿病が引き起こすもう一つの重要な眼の問題は、糖尿病性黄斑浮腫です。これは、網膜の中心部分であり、視機能に一番重要な役割をしている黄斑が腫れることを指し、画像の中心をはっきりと見る能力が低下します。結果として、読書や細かい作業が難しくなる可能性があります。

また、糖尿病は白内障と緑内障のリスクが高まることも考えられています。

白内障は、目のレンズが濁ってしまう病気で、進行すると、視力低下の原因になります。緑内障は、目の圧力(眼圧)の上昇によって視神経が傷害さることにより視野が狭窄してくる病気で、末期の緑内障になると失明することもあります。どちらの疾患も未処置の場合、視力低下、喪失につながる可能性があります。

糖尿病の眼合併症を予防するには、血糖値を適切な範囲にコントロールすることが不可欠です。また、定期的に眼科検診を受け、眼の健康を保ち、早期に異常を発見することも重要です。検査では網膜の写真を撮影し、微細な血管の変化をチェックします。

糖尿病網膜症の治療には、レーザー治療や抗VEGF薬による硝子体注射などがあります。これらの治療は新しい血管(新生血管)の成長を抑えたり、既存の血管からの血漿成分の漏出を減少させる役割があります。しかし、これらの治療は合併症が進行してからでないと行えないため、血糖管理と定期的な眼科検診が大切です。

糖尿病と眼の健康を維持するためには、食事、運動、薬物療法を通じた血糖コントロールが基本です。さらに、高血圧や脂質異常症など他のリスク要因も適切に管理することが大切です。

糖尿病と診断されたら、眼の自覚症状が出ていなくても定期的な眼科受診が大切です。

ささいなことでも、サークル帝塚山眼科へご来院ください。

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