涙のトラブル~最新の涙道治療~流涙~ |サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

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医療コラム

涙のトラブル~最新の涙道治療~流涙~ |サークル帝塚山眼科|住之江区の眼科

涙のトラブル~最新の涙道治療~流涙~ 

今回は、サークル帝塚山眼科で行っている最新涙道内視鏡治療について解説します。

涙道内視鏡検査は、20世紀末から21世紀にかけて開発され、徐々に多くの眼科施設で使用されるようになった比較的新しい診断および治療手段です。この検査は涙道の病変や異物、閉塞の診断に有用で、目から鼻へ涙を流すための涙点・涙小管・涙嚢・鼻涙管の内部を直接観察することができます。この涙道内視鏡が登場する前までは、涙道ブジーという細長い棒状の針金みたいなもので盲目的にて涙道の閉塞や狭窄を治療していました。盲目的に治療していたため、本来の涙道にブジーが入らず、涙道を損傷している場合もかなりありました。現在、涙道内視鏡が普及したため、カメラで涙道内を観察すると、ハチの巣のように涙道ブジーで涙道が損傷していることがよくあります。涙道内視鏡を使用し治療していると、盲目的にブジーをするのは、かなり危険な行為だと感じます。

当院では、涙道内視鏡を用いて涙道にチューブを留置を行っています。

涙道内視鏡によるチューブ挿入術は、涙道狭窄や閉塞の治療で行われる手術の一つです。この手術は、涙道の開通を確保し、涙の流れを改善することを目的としています。

以下は、一般的なチューブ挿入術の流れです:

  1. 診断: 閉塞や狭窄があることを確認するために、涙道内視鏡検査が行われます。

  2. 麻酔: 局所麻酔を鼻と目頭のところにします

  3. 内視鏡の挿入: 涙点を拡張し、涙嚢まで内視鏡を挿入します。

  4. 病変の評価: 内視鏡を使って、狭窄や閉塞の程度を評価します。

  5. チューブの挿入: 涙道チューブ(ステント)を挿入します。このチューブは涙道の狭窄や閉塞部位を強制的に開いた状態に保つ役割を果たします。

  6. チューブの調整: チューブの位置調整をします。

  7. 観察とフォローアップ: 手術後の経過を観察し、定期的に通水をすることで、チューブ、涙道の状態を評価し、必要に応じて追加の処置を行います。

当院ではのチューブ挿入術は外来手術ですることが可能で、術後には抗生物質、抗炎症薬の点眼が必要です。また、チューブは挿入後3か月後に抜去する必要があり、そのタイミングで、涙道内視鏡を用いて涙道内を観察し異常がないか確認します。

近年では、より多くの眼科医が涙道疾患の治療におけるこの内視鏡技術の価値を認識するようになったため、少しずつ、クリニックや大都市の病院での採用が増えてきていますが、まだまだ、治療可能な病院は少ない状態です。

サークル帝塚山では、患者様の涙のトラブルをしっかりと診断し、必要があれば涙道内視鏡検査、チューブ挿入術も行えます。

少しでも涙のトラブルを自覚した方はお気軽に受診してください。丁寧にわかりやすく最善の治療を提供させていただきます。

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